ネイビーの外壁塗装でおしゃれに!配色のコツをプロが解説
2022.04.06
ネイビー(日本で言う紺色)は落ち着いて爽やかな雰囲気を連想させ、ネイビーは誰からも好まれるオシャレな印象ですね。外壁をネイビーで塗装すれば落ち着きもありクールな印象に仕上げることができます。
今回の記事ではネイビーで外壁塗装を行う際のメリットやデメリット、オシャレに仕上げるコツなどをご紹介します。
目次
1章目:ネイビーの外壁塗装の印象は?
様々な塗料の中でネイビーは外壁塗装で人気のある色の一つです。どういった特徴が人気の理由なのでしょうか?
ここではネイビーの外壁塗装の印象について何点かご紹介します。
1.重すぎず爽やかな印象
外壁を濃いめの色で落ち着いた色合いにしたいけれど、黒だと重い印象になってしまいそうで心配。。という方にはネイビーがオススメです。
ネイビーには青色の色彩が加わっているため、黒に比べて重すぎす爽やかな印象に仕上げることができます。
落ち着きもあり高級感も出すことができ、目立ちすぎることもないのがネイビーの良いところです。
さらに周囲の環境にも比較的馴染みやすいので安心して使うことができます。
2.安らぎを感じられる
青色は副交感神経に働きかけ、落ち着きとリラックスを生む効果があります。
青に落ち着いた黒を混ぜることで、安らぎがあり安心感のあるお家に仕上げることができます。
3.好みの雰囲気に仕上げることができる
ネイビーといっても色の濃さや組み合わせ、配色によって様々な雰囲気のお家に仕上げることができます。
黒に近い暗いネイビーにすれば、重厚感もあり落ち着いた印象に仕上げることができます。逆に明るいネイビーにすれば高級感の中にカジュアルさを演出することもできます。
さらに組み合わせる色によっても多種多様にイメージを演出することができるので、自分の好みに合わせてイメージを変えることができます。
4.紫外線に強い
黒系の色は紫外線を吸収してしまうため、紫外線の影響で色褪せしやすい色と言われています。しかし青系のネイビーは紫外線を吸収せずに反射する性質があるため、紫外線の影響を受けにくく、黒に比べて色褪せや変色が起きにくくなります。
<株式会社タクト>
ネイビー系の施工事例はこちら↓
群馬県外壁塗装
2章目:ネイビーの外壁塗装の注意点は?
ネイビーはデザイン性も高く使いやすい塗料ですが、実際に外壁塗装を行う際に注意するポイントが何点かあります。
メリットがある反面、デメリットもしっかり理解して後悔のない塗装工事になるようにしましょう。
1. 色褪せが目立ちやすい
ネイビーの外壁は、色褪せや変色がどうしても目立ってしまう傾向があります。
確かにネイビーは紫外線を反射するので紫外線への耐久性は高いとお伝えしましたが、どんな塗料でも経年劣化や傷などの影響により色褪せが生じてしまいます。塗料の色褪せは表面が白っぽく変色していくため、本来の色と対比した際に淡い色の塗料と比べて、色褪せが目立ちやすくなってしまうのです。
色褪せが目立ってしまうのはネイビーだけではなく、濃いめの色であれば色褪せが目立ちやすくなってしまいます。
ネイビーなどの濃い色の塗料を選ぶ際はシリコン系やフッ素系など、耐久性の高いものを選ぶようにしましょう。
2.汚れが目立ちやすい
汚れが目立たないように濃い色を選ぼうとお考えの方は注意が必要です。
なぜなら外気の汚れは砂埃や苔や藻などですが、こういった汚れはどれもグレーを混ぜたような中間色ばかりだからです。
暗い色の車を想像してみるとお分かりいただけると思いますが、濃い色に中間色の汚れが付着すると色の差が大きい分、目立ちやすくなってしまいます。
こちらもネイビーだけでなく濃い色の塗料を選ぶ際には、防汚性や防藻・防かび性などの性質のある塗料を選ぶようにしましょう。
3.ツヤが目立ちやすい
ネイビーは光を反射する性質があるため、塗料のツヤが余計に目立ってしまうこともあります。外壁にツヤが出ること自体は悪いことではありませんが、ツヤが出過ぎることによって、本来ネイビーが持っている大人っぽい落ち着いたイメージとは違うイメージになってしまうこともあります。
マットで落ち着いたイメージの方は艶消し塗料を選択するのも良いかもしれません。
塗装工事が完了してから、思っていたイメージと違った。。なんてことにならないように気をつけましょう。
3章目:ネイビー外壁でおしゃれになった施工事例
★ネイビー(サイディング部)×白(モルタル部)
伊勢崎市S様邸(ファインパーフェクトトップ:ネイビー,75-20D 白,日本ペイント純正色 ND-370)
ネイビーともう1色のツートンカラーで仕上げたり、付帯部分のアクセントを入れたりと、色を組み合わせることで色彩のバランスをよくすることもできます。
色を組み合わせる際は、ネイビーの色味や明度、イメージしている雰囲気に合わせて色を選択するようにしましょう。
4章目:ネイビー外壁でおしゃれに見せるためのポイントとは?
次に、ネイビーで外壁塗装を行う際にオシャレな仕上がりに見せるポイントをご紹介します。
1.施行事例からイメージを捉える
仕上がりイメージを確認するには、実際に塗装をしたお家をみてみるのが1番です。お家を実際に見ることで、完成後のイメージを詳しく捉えることができます。さらに朝昼晩での見え方も様々なので、いろんな時間に塗装したお家をみてみるのもいいですね。
2.色見本帳や塗装カタログから選択する
各塗料には色の確認をすることができる色見本帳があります。塗料によってもネイビーの色味は異なりますので、各塗料の色見本は必ずチェックするようにしましょう。
そんな色見本ですが、なるべく屋外で確認するようにしましょう。室内の電気の光と屋外の太陽光では色の見え方は異なります。塗装する外壁は屋外にあるため、屋外で色を確認した方が塗装後のイメージにより近い色で確認することができます。屋外で確認する際は時間帯や天候の違うタイミングで確認するのもオススメです。
さらにもう1点注意したいのが、『実際の色見本帳よりも出来上がりは明るく仕上がる』ということです。なぜかというと、色の印象は大小の大きさで影響を受けるためです。
小さな色見本帳で見る色と、お家全体に塗装した際に見る色とでは明るさの見え方が異なります。大きな面積に塗装した際は、小さな面積で見る色よりも明るく感じます。小さな色見本帳だけで色を決めてしまうと実際に塗装した際に思ってた色と違う・・なんていう可能性もあります。なるべく色見本帳はA4サイズ以上のもので確認をするか、小さな色見本帳で決める場合はイメージよりもワントーン暗い色を選ぶようにしましょう。
3.カラーシミュレーションで配色を確かめる
カラーシミュレーションとは簡単にいうとお家の試着です。カラーシミュレーションをすることでお家の全体のイメージを確認することができます。何色かのネイビーと迷っていたり、気になる色と組み合わせてみたり、お家全体がどんな風に見えるのか確認することができます。
しかしカラーシミュレーションはあくまで仕上がりイメージを確認するものなので、実際その通りに仕上がるというわけではありませんので注意してください。
実際の仕上がりを確認するには塗装してあるお家を見に行ったり、施工写真を確認させてもらうなどの方法がオススメです。
5章目:まとめ
いかがでしょうか。
ネイビーの外壁塗装についてのメリットやデメリット、オシャレに仕上げるコツがお分かりいただけましたでしょうか。
ネイビーに限らず外壁塗装の色を決める際は、お家のイメージをしっかりと持ち、たくさんの塗料の色の中からイメージに合ったものを選ぶことが大切です。せっかくの外壁塗装なので悔いのないようにしましょう。
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